本文へ

現在の位置

こぶんたとわくりんが行く!【夏号】

川崎区第2グループ 大師地区の今・昔~東海道かわさき宿400年に向けて~

2023年の東海道川崎宿起立400年を記念した取り組みとして、昨年度より川崎区第2グループ(大師・藤崎・殿町)こども文化センターでは、それぞれのこども文化センターの利用児童の交流を図りながら、大師・藤崎・殿町地区の歴史を振り返る行事を進めてきました。400年という節目を意識しながら、我が町川崎の歴史を紐解くことで、郷土愛を育みながら、地域への知的好奇心を高められたらと思います。

取り組みのスタートイベントとして、2023年2月8日に大師こども文化センターにおいて、NPO法人かわさき歴史ガイド協会理事長星川孝宜氏をお招きして、大師地区の歴史・風土について講演していただきました。また、こども文化センターごとに「地名」「地形」「産業」といったテーマを決め、調べてきた内容を発表する場を設けました。

発表者は、地名の由来や地形の変化について模造紙にまとめたり、パワーポイントを用いて大きなスクリーンの画像を見ながら分かりやすく説明したりするなど、それぞれの工夫をしていました。また、参加している子どもたちにとっても身近な大師地区の歴史的内容であったため、低学年の子どもたちも真剣に聞くことができました。参加者からは「自分たちの住んでいるところで、昔は果物がたくさん作られていたことに、びっくりした!」「町の名前は、いろいろな意味があることが分かった」などの感想が上がりました。

このイベントを終え、東海道かわさき宿400年に向け、自ら調べて学ぶ取り組みをこれからも続けていこうという、発表者の子どもたちの意気込みを感じることができました。

子どもが自分でつくったパワーポイントの資料を発表している写真

地名について調べたことをクイズにして出題している子どもたちの写真

NPO法人かわさき歴史ガイド協会理事長星川氏が大師地区の歴史や風土について講演している写真

当財団が管理運営するこども文化センターのキャラクターこぶんたのイラスト

 

次回の更新は10月頃の予定です